6時半に起きてゴミ出しするつもりだったのに、アラームを止めてしまい、10時過ぎにようやく目が覚めたものの、布団からなかなか出られず、国会中継を観て微睡んでいた。また眠ってしまいそうなところに、地震速報が鳴り響き、クワッと意識が冴え渡った。あのデロンデロン♬という音とナレーションは、危機感をピンポイントで刺激するから、アラームにすれば割と良い目覚ましにはなりそうだが、そうすると本当に地震が発生した際に慣れっこになって危ないよなぁと考えながら、コーヒーと食パンで昼食を摂った。遅起き時は朝食抜きのペナルティだが、睡眠欲は食欲を上回るからなかなか早起きのインセンティブにはならない。

今クールは、共にフジテレビ系のドラマ「ゴーストライター」と「問題のあるレストラン」の2本を観ているのだが、個人的には面白いと思う一方で、回を重ねる毎に視聴率が下がっていくのがちょっと気になる。二桁に届いたのは初回だけだ。こういう作風が一般受けしないのか、フジテレビだから敬遠されているのか、それは分からないが、オリジナル脚本のこのクオリティで、一桁のまま低落し続けるのは勿体無いと思う。逆に世間様が面白いと騒ぐ作品に限って、大して面白く無かったりするからわからない。ズレてるのは僕なのか。

しかし、こうして週に2時間、ドラマで拘束されるのはなかなかキツい。ムショクの暇人で時間を持て余しているはずなのに、何をするでもなく、なぜか時間に追われている日々。1日24時間ではとても足りない。予約しておいた図書が一気に届いた為に、返却期限から逆算して読み進めるのも、なかなか難儀な作業と化してしまい、自分から望んで読んでるのか、読まされているのか分からなくなってくる。

 

映画鑑賞記

ケヴィン・マクドナルド監督作「わたしは生きていける」("How I Live Now" : 2013)

戒厳令下のイギリスで、愛する人との再会を信じ、約束の場所へと向かう少女の姿を描くドラマ作品。

世界にテロが蔓延する時代。米国で暮らすデイジーは、父に命じられるままに、英国の片田舎の叔母の家で過ごす事になった。誕生直後に母を亡くしたデイジーは、神経質で潔癖な十代の少女で、父とは折り合いが悪く、親族とはいえ他人と暮らす事に乗り気では無かった。ヒースロー空港に到着したデイジーは、いとこのアイザックに伴われ、叔母の家へと車で向かう。丁度その頃、パリでは大規模な爆発が起き、市民は固唾を呑んでその行方を見守っていた。叔母の家に到着したデイジーをアイザックの兄エディ、妹パイパー、友人ジョーらが迎える。対テロに関する職に従事していると思しき叔母は、部屋に篭もり、仕事に掛かりっきりだった。人懐っこいいとこ達とは裏腹に、デイジーは壁を作り、自分の殻に閉じこもりがちで、彼らとの共同生活に最初は馴染めなかった。しかし、自然の中で暮らす内に次第に彼らとも打ち解け、デイジーはいつしか同じ歳頃のエディと恋に落ちていく。そんな折、突然の大気の震えと共に、死の灰が降り始める。ロンドンで核爆発が起きた事が報じられ、間もなく、電力が途絶えてしまう。叔母は外出したままで、家にはデイジー達だけが残された。デイジーは米国大使館から帰国を促されるが、エディと離れたくない一心からそれを拒否する。イギリス全土に戒厳令が敷かれると、デイジーはいとこ達と共に離れの納屋に独自避難する。しかし、英軍に発見され、男と女で異なる収容先に送致される事になり、デイジーとエディの愛は引き裂かれてしまう。

各地でテロ?が蔓延しているという、ディストピア的な世界観の最中、一人の少女が恋に落ち、別れが訪れるも、再会を信じて旅に出る。その過程で、少女が人間として成長を果たしていく様子を描くという、一風変わった人間ドラマ。どうしてそういう物騒な状態になったのか、その辺の背景は詳しく語られる事もなく、攻撃はパリからロンドンに飛び火し、核爆発まで起きてしまうと。何一つ予備知識ナシで観始めたものだから、そういうハナシだとは露知らず、面食らってしまった。いとこという間柄にも関わらず、デイジーはエディと恋仲になったのも束の間、戦争状態に突入し、軍によって別々の収容所に送られる。デイジーはパイパーと共に、戦時下よろしく強制労働に駆り出される事に。しかしデイジーはエディへの愛が募りに募る一方で、パイパーを連れ収容所から脱走。叔母の家での再会を信じて、はるばる徒歩での長旅に出るワケですな。最初は気難しく擦れた感じだったデイジーが、逞しく、そして美しく成長していく様子が良い。シアーシャ・ローナンの魅力が集約されている感じ。デイジーと行動を共にする事になるパイパーが、天真爛漫でムードメーカーな女の子で、デイジーに怒られ、引っ張りまわされながら、健気に付いてくる姿がかわいい。一見地味ながらも、なかなか面白い雰囲気の作品でしたな。被曝の影響が余り語られなかったのが気になったけど。

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