私は以前(転職前)、携帯電話・スマートフォンのソフトウェア開発に15年間ほど携わっていました。
若いときは設計、コーディング、テスト、それなりにベテランになってからは、プロジェクトリーダも任されるようになりました。
給料としては、特に不満もなく、コンスタントに月に手取りで30~40万(残業20Hほど)、残業をたくさんすればするほど、その分増分されていく感じでした。

経験としては、設計・開発担当機関が5年ほど、リーダとしてが残りの10年ほどです。開発担当をしていた期間はあまり長くなく、プロジェクトリーダとしての素養を認められたのか、リーダ期間が長かったです。
転職を決意した理由ですが、移動体端末の開発はとにかく人間の生活ができなかったためです。月の残業は100~200時間は当たり前で、それが毎月続きました。かつ、移動機の開発自体が年に数回もあり、常に同じメンバで担当していたために、ほぼ毎月100時間以上の残業を強いられていました。平日は日付が変わるまで働き、土日もほぼ出勤するという日常ですので、子供と遊ぶような時間もまったくなかったです。残業をすればするほど給料は潤うのですが、そのお金を使う時間も無くなっていきました。

そんな日常にうんざりしつつも、特に異常な感覚を感じなくなっていた自分がありました。そんなときです。その日は深夜2時まで働いて帰宅しましたが、寝ようとした4時ころでしょうか。一番権力を持ったプロジェクトリーダから電話がかかってきて、「なんで帰宅してるんだ!今から進捗会するから出てこい!」と言われて、仕方なく出勤しました。車で向かう途中に、ハッ!っと自分の異常行動に気がついたのです。こんな生活をしていたら、お金がいくらあったって、人間としての生活はできないと。。。これが大きなキッカケとなって、転職を決意しました。
今は同じような開発会社に転職しましたが、残業は前ほどありません。当然、給料は残業代分大きく下がりましたが、家に早く帰ることができ、子供との時間もたくさん増えて人間としての生活ができるようになったと思います。やはり、お金が一番大事なものではないです。毎日楽しく生活できることが何よりも大事なことだと感じています。